WEBサイト制作「STUDIOノーコード」メリット・デメリットレビュー
フリーランスWEBデザイナー@ナガサワ(nagasawa_web)です。
今回のテーマは、ノーコードでWEBサイトが作れる「STUDIO」についてご紹介したいと思います。
紹介というよりは、実際に私が使ってみた感想のメリット・デメリットについてレビュー出来たらなと。
少しでもお役に立てれば幸いです。
この記事を書いた人<プロフィール>
✔FNWORK代表者
✔フリーランスWEBデザイナー
✔WEBデザイン / マーケティング情報発信など
✔小規模向けコーポレート(個人事業主)、 ECサイト制作全般/ SEO集客サポート / オウンドメディア運営など、多岐に渡り活躍中。
STUDIOとは?
そもそも「STUDIOって何?」
コードやテンプレートに縛られずに、誰でも自由自在にデザイン可能。
作成したサイトは、1クリックで世界に公開。そう、必要なのはSTUDIOだけです。
https://studio.design/ja
STUDIOはhtml,css、他プラグラミング言語などのコーディングが不要で、ホームページ制作が行えるというツールです。
本当にそんなに優れたツールがあるの?
確かに。誰でも作れるって気になりますね。
というような具合で、実際に私自身が使ってみた感想を述べたいと思います。
STUDIO WEB制作のメリット
コーディング不要!
STUDIOを実際に使ってみた感想は、なんと言ってもコーディングが不要。
どこにもコードを入力する場所が見当たりません。
なのに、一つのwebサイトを作ることが出来るようになります。
WEBデザインをする上で、コーディングが苦手という人も多いはず。
私も出来ればコーディングの時間を短縮したいと思っているタイプのひとりです。
そういう人にとっては、便利で効率が上がる部分も多いと感じるSTUDIO。
html,cssが書けなくてもホームページ作成が出来るのは、優秀すぎるツールだと思いました。
自由度が高い!
STUDIOのメリットは、直感性に優れ、自由度が高いツールだと思いました。
使い方を熟知さえすれば、自由度が高いWEBサイトが作れてしまうという現実。
直感性と自由度が高いだけあって、バリエーションあるレイアウト作成だって作ることも実現出来るかと思います。
あと、アニメーションなどの動きを付けることも出来るので、ランディングページのような制作には向いているのかなと思いました。
ブラウザ上で作れる
STUDIOの驚きは、ブラウザ上で作れてしまうこと。
ブラウザ上で操作しているとは思えないほどサクサク動くし、操作性もかなり素早い。
一昔前では考えれないツールだと言っても過言ではないでしょう。
インターネット環境があれば何処でも作ることが出来るのは嬉しいですね。
テンプレートでも十分!
STUDIOには、あらかじめテンプレートが用意されています。
- ワイヤーフレーム_テンプレート
- デザイン_テンプレート
公式サイトで確認したところ、見栄えの良いデザイン重視のテンプレートが多数用意されております。
しかも無料で利用が出来るという大きなメリット。
十分すぎるデザインがたくさんあるので、カスタマイズして作るだけでも圧倒的なサイトデザインが作ることが出来ます。
無料でWEBサイトが作れる
誰にとっても無料で始められると言うのは、メリットしかないと思います。
まずは、自分で操作すること出来るので入門しやすいこと。
私もweb業界には10年以上携わっておりますが、ここまでかっこいいwebサイトが無料作れてしまうことは珍しいと思います。
STUDIO WEB制作のデメリット
続いてSTUDIOのデメリットについてレビューします。
html,css知識は必要かも
ホームページが誰でも作れるとは言え、「margin,padding」などのように、html,cssタグの専門用語などは頻繁に出てきます。
何もわからないまま作っていくのは、ちょっと難しいかも?
多少の専門知識がないと、サイト構造などが理解しづらいと思うのが私の意見です。
ノーコードだからと言って、web制作に関する知識がなくても作れると言うのは少々疑問を感じる部分もございます。
html,cssなどを勉強・知識を少しでも身につけながらSTUDIOを覚える方が早いでしょう。
CMS月額費用が高い
STUDIOスタンダードプランは、月額980円でサイト運営が出来ます。
また、スタンダードプラン以降は、「独自ドメイン」という「◯◯◯.com」ものが使えるようになると言うのが大きなメリットがあります。
しかし、CMSプランになると、月額1,980円〜2,480円程度が必要になります。
CMSの利用が出来るようになると便利なことも多いのは確かです。
コストが合えばいいけど
年間のサイト運営費:約20,000円〜30,000円を超えてきます。
法人様であれば問題ないと思いますが、個人事業主様が経営するお店、ショップなどであれば、ホームページの運営コストにこれだけの費用を掛けることが出来るのか疑問があります。
理由は、世界的に有名な「wordpressと呼ばれるCMSツール」がありますが、これだとざっくり年間コスト:約15,000円程度で抑えることが出来るかもしれません。
当サイトQ&Aページに記載しております。
インターネット環境が必要
STUDIOで制作するには、インターネット環境が必要になること。
簡単に言うと、wifi環境がない場合は作業することが出来ません。
メリットでは、ブラウザ上から便利と書きましたが、wifi環境がなければ出来ないのは少々デメリットを感じる部分も。
カフェなどに行けば、大抵のwifi環境は整っていますが、出先によっては厳しい環境になる場合もございます。
自分でサイトが作れる?
では、このSTUDIOを用いて、一般のWEB制作未経験者がホームページを作れるかと言うと、ちょっとハードルが高いような気がします。
実際に私が触ってみた感想を言わせていただくと、出来なくはないというのが答えです。とはいえ、しっかり作り込めるかと言うと厳しいのではないかと思います。
あくまでも、ノーコードでホームページ作成が行えるというツールであって、誰でも自分の理想のサイトを作れると言うわけではないかと思います。
頑張れば作れるかも
もちろん、WEBデザインなどの知識がなくても、ネットで調べていけば作れるようになる方も多くいるはずです。
STUDIOに関する理解が早い方だと、淡々とこなせていく人もいるでしょう。
まとめ
今回は、STUDIOのメリット・デメリットに内容を絞って簡単にレビューさせていただきました。
ホームページを作成する上で、ここまで自由度が高く楽しく作れるツールは珍しいと思います。
デメリットを挙げるなら、やはりCMSに関する費用の部分かなと思います。それ以外はメリットの方が大きいと思います。
目的・用途によって、STUDIOを利用するのが効率良いと言うのが感想のまとめです。
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